ハーフ・イット(ダブルダウン)のルール

ハーフイットは決められたエリアを順番に狙っていき、1ラウンド3投とも外してしまった場合に持ち点が半分になるというスリリングなルールとなっています。

ゲーム後半になると持ち点も多くなっているため最後まで勝敗がわからない、実力差がある場合でも楽しむことができます。

クリケットナンバーを使用するためクリケットの練習としてはもちろんのこと、自分の狙いがどのくらいの精度なのかを知るとてもいいゲームです。

普段の練習に飽きたらぜひチャレンジしてみましょう。

ハーフ・イットのルール

持ち点40点からスタートし、9ラウンドを順番にターゲットエリアに狙っていきます。

ターゲットエリアは15、16、17、18、19、20、ダブルリング、トリプルリング、BULL(中心)となり、ターゲットエリア以外は全て無効です。

ラウンドごとにターゲットエリアは変わっていきます。

1ラウンド:15のエリア
2ラウンド:16のエリア
3ラウンド:ダブルリングエリア全て
4ラウンド:17のエリア
5ラウンド:18のエリア
6ラウンド:トリプルリングエリア全て
7ラウンド:19のエリア
8ラウンド:20のエリア
9ラウンド:インナーBULL・アウターBULL

ラウンドごとに3投ともターゲットエリアに入らなかった場合は持ち点が半分となります。

ターゲットエリアに入った場合は通常通りの加点方式となるため、ターゲットナンバーのシングル・ダブル・トリプル、またセパレートブルのため、インナーブル・アウターブルの区別があります。

9ラウンド終了時に点数の多いプレイヤーの勝利となります。

それでは実際のゲーム形式で解説していきます。

ハーフ・イットゲームの例

【ラウンド1】
  • 1投目:15シングル 15点
  • 2投目:2シングル  0点
  • 3投目:15ダブル  30点  合計85点
1ラウンド目はターゲットエリアが15となるためそれ以外のエリアは全て無効となります。
最初の持ち点が40点のため合計85点となりました。


【ラウンド2】
  • 1投目:アウターBULL 0点
  • 2投目:16トリプル 48点
  • 3投目:8トリプル 0点  合計133点
2ラウンド目はターゲットエリアが16となるためそれ以外のエリアは全て無効となります。
1ラウンドの残りが85点だったため、合計133点となりました。


【ラウンド3】
  • 1投目:11シングル 0点 
  • 2投目:9トリプル 0点
  • 3投目:14シングル  0点  合計67点
3ラウンド目はターゲットエリアがダブルリング全体となるためどの数字のダブルリングでも加点対象となります。
3投とも外してしまったため、前回までの持ち点133点から半分の66.5点となりますが、小数点切り上げとなるため67点となりました。


このように投げていき、9ラウンドまで終わった時点での合計得点が多いプレイヤーの勝利となります。

ハーフ・イット上達のポイント

確実に1投は入るようにする

3投とも外してしまうと持ち点が半減してしまうため、まずはシングルエリアなどの広い場所に確実に1投入るよう集中して投げ込みます。
慣れてきたら9ラウンド全て点数半減しないことを目指しましょう。

ナンバーにはこだわらない

ハーフイットは3ラウンドごとに難所であるダブルリング・トリプルリング・ブルエリアを狙っていく必要があります。
せっかくナンバーエリアで増やした点数も、この難所で半減となってしまうとショックも大きく、集中力低下に繋がりかねません。

ダブルやトリプルリングを狙うときはナンバーにこだわらず、得意なナンバーやその前のラウンドで狙っていた周辺のナンバーを狙っていきましょう。

肩の力を抜く

ハーフイットは後半にいくにつれプレッシャーが大きくなっていきます。
時々深呼吸しながらいつも通りのプレイをするように心がけましょう。