またターゲットにダーツが入らなければ進まないため、得意なナンバーや苦手なナンバーがはっきりとわかり、技術面の向上に非常に役立ちます。
練習方法<中級編>でも利用していますが、ダーツコントロールの精度を高めるのにとても有効だといえるでしょう。
ラウンドザクロックのルール
ラウンド・ザ・クロック(ローテーション)の基本ルールは、1番から20番まで順番にダーツを入れていくゲームで、先に20番まで終わったプレイヤーの勝利となります。シングル・ダブル・トリプルの区別なくターゲットナンバーにヒットした場合次のナンバーへと進めていきますが、ここではシングル・ダブル・トリプルの区別があるルールを解説していきます。
これは、シングルに入った場合は次のターゲットナンバーへ進むことは同じですが、ダブルに入った場合はひとつ飛ばした先のナンバーへ、トリプルに入った場合はふたつ飛ばした先のナンバーへ進んでいくというルールです。
最後にBULLへダーツを3本入れると終了となり、先に終わったプレイヤーの勝利となります。
他にも3投目にターゲットナンバーへヒットした場合は回数が減らないためラウンド終了とならずに投げ続けることが出来るルールなどもあります。
ラウンドザクロックのゲームの例
<シングル・ダブル・トリプルの区別がある場合>【ラウンド1】
- 1投目:1番シングル 次のターゲット:2番
- 2投目:17番ダブル 次のターゲット:2番
- 3投目:2番トリプル 次のターゲット:5番
【ラウンド2】
- 1投目:5番トリプル 次のターゲット:8番
- 2投目:8番ダブル 次のターゲット:10番
- 3投目:10番シングル 次のターゲット:11番
【ラウンド3】
- 1投目:アウトボード 次のターゲット:11番
- 2投目:11番トリプル 次のターゲット:14番
- 3投目:14番ダブル 次のターゲット:16番
【ラウンド4】
- 1投目:16番トリプル 次のターゲット:19番
- 2投目:19番シングル 次のターゲット:BULL
- 3投目:BULL 次のターゲット:BULL
BULLに1本入っているので残り2本BULLへ入れればゲーム終了となります。
ラウンドザクロック上達のポイント
確実にダーツボードのシングルエリアへ
最初は的の大きいシングルを狙うようにして、確実にターゲットナンバーに入れるようにしていき、コントロールを正確なものにしていきましょう。ラウンドザクロックのゲーム記録をつける
ラウンド・ザ・クロックをプレイしたら、毎回ゲームの記録をつけておくとだんだん上達していく様子がわかるため、単調なゲームも楽しくなっていきます。また、励みにもなりモチベーションが高まるでしょう。