ダーツ上達のコツ

ダーツはスポーツです。
上達するためには他のスポーツ同様、ひたすら体に覚えさせるという地道な努力が必要になってきます。

特にダーツのような正確さが重要なスポーツにおいては、早い段階から自分に合った自然な投げ方を確立し、常に同じフォームでダーツを投げれるようにすることや、軌道、イメージがとても大切になります。

すぐに成果がでないからといって諦めず毎日少しずつでも練習していくためにも、練習の仕方や目標の設定など、モチベーションを維持する工夫も必要です。

練習を積み重ねることによって少しずつダーツが上達した実感も沸いてくるようになり、それは自信へとつながり、やがては結果として表れることでしょう。

以下のポイントを参考にしながら、自分自身と向き合い、今後の練習をよりよいものにしていきましょう。

ダーツ上達のためのポイント

自分に合った投げ方を見つける

プロのフォームを見ても分かるように、ダーツの投げ方は人それぞれ異なります。
どんな物事でも基本というのはとても大切なことですが、基本の形に囚われすぎると無理のある投げ方になってしまいます。

狭いターゲットに正確に投げ入れるためには、無理のない安定したフォームで投げ続ける必要がでてきます。

人はそれぞれ体型の違いがあり、その人その人に合った投げ方があります。
まずは狙った場所に入れることよりも、安定してダーツを飛ばすことの出来る投げ方を見つけることを第一としましょう。
そうすることによって一見遠回りのように思えた上達の道のりも、ぐんと近づいてくるでしょう。

ダーツの軌道を意識する

安定したフォームでダーツを投げられるようになったら、今度は手元からダーツボードまでの軌道を意識していきます。

弧を描いた筒が軌道にあるとイメージして、その中にダーツを通すような感覚で練習します。
最初は筒の直径が広いものをイメージし、段々狭くしていきます。

この軌道をしっかりと意識できるようになると、ターゲットへの命中率が安定してくるでしょう。

毎日練習を続ける

とにかくダーツ上達への一番の近道は、極端に言えばひたすら投げることです。
とはいえ、練習というのはとても地味で、面白みに欠けてしまう部分が少なからずあります。

せっかく楽しみで始めたダーツも、練習が苦痛になってしまってダーツから遠ざかってしまったり、やめてしまっては元も子もありません。

毎日練習していくためにも、無理なく続けられるメニューをしていかなければなりません。
例えば同じ練習メニューでも飽きにくい順番に変えてみるとか、上達が実感しやすいメニューにするとか、あまりに時間がかかる場合は練習内容を減らしてみる、いつもと違う場所や機械で練習してみるなどといった工夫が必要です。

ただ大事なことは、練習のための練習になってしまわないようにすることです。 常に実際のゲームを意識した練習をすることによって、より精度の高い練習内容となっていくことでしょう。

練習は苦手と得意を重点的に

苦手なナンバーやエリアを重点的に練習していくのは大事なことですが、同時に得意なナンバー・エリアもとても大切になってきます。

得意を伸ばすことにより、ゲームの進行を有利に進めることができ、また自信にもつながります。

メンタル面を無理に克服しようとしない

実際のゲームにおいて、必要以上に緊張してしまうことは誰にでもあることです。
これをどうやって克服していくかということなんですが、これはもう「慣れる」しかありません。

少しくらい力みすぎてしまっても「これは普通のことなんだ」と気負い過ぎず、緊張感を楽しむくらいでプレイしていきましょう。

ダーツのイメージは常に前向きに

ダーツを投げるたび、1投1投フォームをチェックしたり、うまくいかなかった時に反省するのも大切なことかもしれませんが、一番大事なことはうまく投げれた時のイメージを残すことです。

常にいいイメージを思い浮かべることにより、必ず結果にも表れてきます。

うまくいかなかった時よりも、よかったと思える部分をしっかりおさらいしていきましょう。

スランプになってしまったら

今までどおりに練習しているはずなのに、全く上達しないどころか前よりもうまく投げられないということは多くの人が経験するところです。

大事なことは、すぐに何とかならないからといって焦らないことです。

何とかしようとフォームを変えてしまったり、面白くないからといって練習をやめてしまったりすることは、どんどん悪い方向へいってしまうことにもなりかねません。

成長過程ではよくあることだと気長に構えて自分のリズムで練習を続けていくことがスランプ脱出への一歩となるでしょう。